離乳食の時期はいつからいつまで?知っておきたい食物アレルギーの食事対策
あかちゃんの離乳食の時期がそろそろ近づいてくると、いつから始めていつまで終わらせて良いのか気になりますよね。「規定にそって守らなきゃ!」と意気込んではいませんか?あかちゃんが離乳食を始める時期や終わらせる時期は、その子によってバラバラなんですよ。
この記事では、あかちゃんの離乳食の時期を徹底調査しています。また、食物アレルギーの食事対策やすすめ方、便利なグッズも紹介していきます。これであなたが抱えているあかちゃんの離乳食に関する悩みが解決されますよ。
あかちゃんの離乳食時期の一覧をチェック!離乳食の進め方を知っておこう

離乳食を始める前にまず、すすめても良い時期かをチェックしていきましょう。
・たてに抱っこをしても自分で頭を支えていられる
・大人が支えてあげるとしっかり座ることができる
・大人が食べていると見つめてきたり、よだれが増えてきている
・スプーンを口に入れても嫌がらない
このようなことができていれば、離乳食を開始しても良い時期といえます。
では、離乳食が始まる時期をだいたいの目安で一覧にしてみましたので、確認していきましょう。
月齢 | 5~6か月ごろ | 7~8か月ごろ | 9~11か月ごろ | 12~18か月ごろ | |
区分 | 初期(ゴックン期) | 中期(モグモグ期) | 後期(カミカミ期) | 完了期(パクパク期) | |
回数 | 1日1回 | 1日2回 | 1日3回 | 1日3回 | |
形状 | なめらかな状態 | 舌でつぶせる状態 | 歯ぐきでつぶせる状態 | 歯ぐきでかめる状態 | |
授乳 | あかちゃんが欲しがる分だけ与えましょう。 |
初期のゴックン期は離乳食に慣れてもらう期間です。1回の授乳を離乳食に換えます。最初は10倍粥からすすめましょう。慣れてきたら野菜をくわえていきます。
【出典:授乳・離乳の支援ガイド – 厚生労働省】
中期のモグモグ期は、豆腐や白身の魚もくわえていってみてください。そして、徐々に量を増やしていきましょう。
後期のカミカミ期になると離乳食から7割ほど栄養を摂取できるようになります。豚肉や牛肉、青魚もくわえていきましょう。そして、家族と一緒に食べることによって生活リズムが整われます。
完了期のパクパク期には、ほとんどの食材が食べられるようになります。これまで、母乳や授乳を与えていましたが、1歳過ぎたら牛乳に切り替えても大丈夫です。
食物アレルギーが心配なら離乳食開始前に医療機関で受診がベスト

離乳食を始めようとするときの悩みでよく挙げられるのが、食物アレルギーの問題ですよね。我が子がアレルギーで傷ついてしまうのが心配だからといって、離乳食の開始時期を遅らせないようにしましょう。
もし、心配ならアレルギー専門の小児科で検査してみるのも良いですね。そこで、どんな食材からアレルギー反応を示すのかがわかるので心配な親御さんも安心するでしょう。
医療機関に行くまででもないと思っている親御さんでも、離乳食を始めるときは与え方に注意してください。初めてあげる食材は少量ずつあげましょう。そして、必ず医療機関が診療できる午前中に与えるのがベストです。
また、食物アレルギーが出にくいといわれる「米、さつまいも、大根、ニンジン、かぼちゃ」などの食材から与えていきましょう。市販されているベビーフードも食物アレルギーに配慮しているので、使ってみるのも良いですね。
逆に食物アレルギーが出やすいのが「卵、牛乳、小麦」などの食材です。これらを食べて湿疹が出た場合は、すぐに医療機関に受診してください。
離乳食時期にあると便利なグッズをリサーチ!おすすめ商品の紹介

離乳食を始めるときに便利なのは、「ブレンダー」という調理器具です。この調理器具は、ゴックン期、モグモグ期、カミカミ期、パクパク期の離乳食初期から完了期に合わせた形状で食材を調理できます。
いろいろな会社から出ているので、あなたにあった「ブレンダー」を探してみてくださいね。
また、離乳食を入れる食器セットや食べるときに必要なベビーチェア、おでかけのときに使うフォークやスプーン、ストローマグもあると良いですね。
たくさんあって迷ってしまうかもしれませんが、探すのも醍醐味ですよ。あかちゃんにベストな商品を見つけましょう。
まとめ

あかちゃんの離乳食の時期は、5~6か月ごろの初期、7~8か月ごろの中期、9~11か月ごろの後期、12~18か月ごろの完了期があります。それぞれ、回数や食べ物の状態は違うので、我が子に合わせて離乳食を与えましょう。
そして、離乳食で心配なのが食物アレルギーです。初めてあげる食材は少量で、アレルギーが出にくいものからあげてください。もし、アレルギー反応が出てしまったら医療機関に受診しましょう。
初めての離乳食作りは、便利なグッズを用意すると良いですよ。あかちゃんのお世話のほかにも家のこともしなければならないので、毎日バタバタしてしまうと思います。心に余裕を持たせるためにも少しでも楽になれるものをそろえていきましょうね。